デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菅野永岑」の解説 菅野永岑 すがのの-ながみね ?-? 平安時代前期の官吏。菅野真道(まみち)の子。天長8年(831)従五位下となる。亡き桓武(かんむ)天皇のため父真道が山城愛宕(おたぎ)郡八坂郷(京都市)に建立した道場院(八坂東院,のちの雲居(うんご)寺)の八坂寺(法観寺)との境界をさだめ,僧ひとりをおくことをゆるされた。主殿頭(とのものかみ),斎院長官,豊前守(ぶぜんのかみ)をつとめ,承和(じょうわ)8年(841)従五位上にすすむ。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例