菊鉾町(読み)きくほこちよう

日本歴史地名大系 「菊鉾町」の解説

菊鉾町
きくほこちよう

左京区新柳馬場通仁王門下ル

南北に通る新東洞院しんひがしのとういん(新柳馬場通とも)を挟む両側町。北は仁王門におうもん通、南は孫橋まごはし通。町名は明治六年(一八七三)命名で、明治初年より下御霊しもごりよう(現中京区)祭礼に、菊鉾を出すことによる。

岡崎おかざき村の畑地に宝永五年(一七〇八)の大火以後、柳馬場丸太やなぎのばんばまるた町上ル駒薬師こまやくし(現上京区京都御苑)町民を移し開町。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android