左京区(読み)さきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

左京〔区〕
さきょう

京都府京都市北東部を占める区。1929年上京区から分区して新設。その後周辺の村を合わせて範囲が拡大。賀茂川(→鴨川)を挟んで北区,上京区に,ほぼ三条通を挟んで東山区に,北西部で右京区に接する。東部は東山連峰,北部は丹波山地の一部を含む。区内には,平安神宮慈照寺南禅寺禅林寺賀茂御祖神社曼殊院寂光院三千院鞍馬寺などの寺社があり,それぞれ貴重な文化財を所蔵,国宝および名勝・史跡は数多い。京都大学,国立京都国際会館,京都国立近代美術館,植物園,動物園,岡崎公園などの文化観光施設も多い。南部の蹴上(けあげ)には,琵琶湖疏水の開通(1890)に伴って建設された日本最初の水力発電所がある。修学院八瀬大原鞍馬貴船など散策コースもあり,かつて市街地へ花や柴を売り歩いた大原女,白川女といった風俗も知られている。中西部にある出町柳は叡山電鉄,京阪電気鉄道京阪本線の発着点。面積 246.77km2。人口 16万8266(2015)。

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