…また貴族の間では,菖蒲蘰や菖蒲冑をつけ,腰には菖蒲刀をさしたり,〈菖蒲合せ〉といって根の長さを競って歌を詠む遊びも行われた。これらの古代,中世の風習は,のちには民間でも行われるようになり,子どもたちは〈菖蒲打ち〉を行ったりした。菖蒲には強い香気があり,葉が剣の形をしているため,古くから魔よけとして使われ,邪気を払うと信じられた。…
※「菖蒲打ち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...