デジタル大辞泉 「菖蒲打ち」の意味・読み・例文・類語 しょうぶ‐うち〔シヤウブ‐〕【×菖×蒲打ち】 端午の節句に行われた男の子の遊び。ショウブの葉を編んで縄状にし、地面にたたきつけて大きな音の出たものを勝ち、または切れたほうを負けとした。菖蒲叩たたき。《季 夏》「御城下やここの辻にも―/水巴」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の菖蒲打ちの言及 【ショウブ】より …また貴族の間では,菖蒲蘰や菖蒲冑をつけ,腰には菖蒲刀をさしたり,〈菖蒲合せ〉といって根の長さを競って歌を詠む遊びも行われた。これらの古代,中世の風習は,のちには民間でも行われるようになり,子どもたちは〈菖蒲打ち〉を行ったりした。菖蒲には強い香気があり,葉が剣の形をしているため,古くから魔よけとして使われ,邪気を払うと信じられた。… ※「菖蒲打ち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by