日本歴史地名大系 「菟田山」の解説 菟田山うだやま 奈良県:宇陀郡菟田山「日本書紀」皇極天皇三年条に「菟田郡の人押坂直、名を闕せり。一の童子を将て、雪の上に欣遊(うれ)しぶ。菟田山に登りて、便ち紫の菌の雪より挺(ぬけで)て生ふるを看る。高さ六寸余」とあり、押坂直某が菟田山で菌を採り、煮て食し、無病・長寿を得たという伝承を載せている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by