落屑(読み)ラクセツ

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精選版 日本国語大辞典 「落屑」の意味・読み・例文・類語

らく‐せつ【落屑】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚の表層の角質が、細かく、または薄く、はげ落ちること。また、そのもの。〔塵芥(1510‐50頃)〕

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世界大百科事典(旧版)内の落屑の言及

【ふけ】より

…表皮の細胞は基底細胞層で細胞分裂をして増殖し,以後有棘細胞,顆粒細胞を経て最後に死んだ角質細胞となり,これに皮脂腺から分泌された中性脂肪などが混じって,あか(垢)となって自然に脱落する。脱落する角質細胞層を鱗屑(りんせつ)といい,落ちる状態を落屑(らくせつ)という。被髪頭部は毛包に開口する脂腺に富んでおり,長く洗髪をしないと脂腺から分泌される皮脂とよばれる脂質成分のトリグリセリド,ワックスエステル,スクワレンが鱗屑にしみこんで,脂っぽいふけになる。…

※「落屑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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