落穂拾(読み)おちぼひろい

精選版 日本国語大辞典 「落穂拾」の意味・読み・例文・類語

おちぼ‐ひろい‥ひろひ【落穂拾】

  1. [ 1 ] 落ち穂を拾うこと。また、その人。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「落穂拾ひ鶉の糞は捨にけり」(出典:俳諧・鬼貫句選(1769)上)
  2. [ 2 ] ( 原題[フランス語] Les Glaneuses 「落ち穂拾いの人々」の意 ) ミレー作の油絵。一八五七年の作品。縦八七センチメートル、横一一一センチメートル。落ち穂を拾う三人の農婦を描いたもの。ルーブル美術館蔵。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android