葦の末の(読み)あしのうれの

精選版 日本国語大辞典 「葦の末の」の意味・読み・例文・類語

あしのうれ‐の【葦末の】

  1. 同音のくりかえしで、「足」にかかる。
    1. [初出の実例]「我が聞きし耳によく似る葦若末乃(あしのうれの)足痛(ひく)吾が背勤めたぶべし〈石川女郎〉」(出典万葉集(8C後)二・一二八)

葦の末のの補助注記

「アシカビノ」と訓み、葦の芽がやわらかくなよなよしているところから、足の弱くなった病としての「足痛(訓は諸説あり)」にかかるとする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 あし 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む