葦角(読み)アシヅノ

デジタル大辞泉 「葦角」の意味・読み・例文・類語

あし‐づの【×葦角】

《角のように先がとがっているところから》葦の新芽
「―のひ出でし時に天地あめつちと人とのしなは定まりにけり」〈古今六帖・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 葦牙 名詞

精選版 日本国語大辞典 「葦角」の意味・読み・例文・類語

あし‐づの【葦角】

  1. 〘 名詞 〙 ( 先がとがって、角に似ているところから ) =あしかび(葦牙)季語・春 》〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「葦角」の解説

葦角 (アシズノ)

植物。葦の新芽または若い葦の別称。アシカビの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android