蒼髯(読み)そうぜん

精選版 日本国語大辞典 「蒼髯」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぜんサウ‥【蒼髯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年老いて灰色になったひげ
    1. [初出の実例]「可憐禅榻淡烟裡、猶帯蒼髯月声」(出典:松蔭吟稿(1507頃)焼松葉)
    2. [その他の文献]〔盧綸‐題天華観詩〕
  3. 松葉。
    1. [初出の実例]「蒼髯(サウセン)は青き髯(ひげ)也。松の葉を云也」(出典:邇言便蒙抄(1682)足)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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