蓑草村(読み)みのくさむら

日本歴史地名大系 「蓑草村」の解説

蓑草村
みのくさむら

[現在地名]庄内町西にし 蓑草

後田うしろだ村の北西、大分川左岸の河岸段丘上に位置し、西は幸野こうの(現湯布院町)。もと後田村の一部で高松藩領であったが、明暦四年(一六五八)藩主松平(大給)忠昭の府内入部の際幕府領になり(「御取ヶ郷帳」府内藩記録など)、このとき分村して蓑草村と称したと考えられる。元禄一一年(一六九八)の御代官所郷帳(臼杵藩政史料)に後田と肩書して村名がみえ高一三一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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