蓬の丸寝(読み)ヨモギノマロネ

デジタル大辞泉 「蓬の丸寝」の意味・読み・例文・類語

よもぎ‐の‐まろね【×蓬の丸寝】

荒れた宿にごろ寝をすること。
「かかる―にならひ給はぬ心地も」〈東屋

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精選版 日本国語大辞典 「蓬の丸寝」の意味・読み・例文・類語

よもぎ【蓬】 の 丸寝(まろね)

  1. よもぎの宿で着物を着たままで寝ること。あばら屋でごろ寝すること。
    1. [初出の実例]「かかるよもぎのまろねにならひ給はぬ心ちもをかしくもありけり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)東屋)

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