デジタル大辞泉 「蔵人所別当」の意味・読み・例文・類語 くろうどどころ‐の‐べっとう〔くらうどどころ‐ベツタウ〕【▽蔵▽人所別当】 蔵人所の長官。殿上人てんじょうびとおよび蔵人所の職員を統轄した。殿上別当。蔵人の別当。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の蔵人所別当の言及 【別当】より …使別当は使庁の全職務を指揮監督し,別当宣は勅に準ずる権威を有した。〈蔵人所(くろうどどころ)別当〉は蔵人所の拡充期にあたる897年補任の藤原時平を初代とし,以後一上(いちのかみ)(首席公卿)が新帝受禅ののち補任される慣例となった。日常の殿上雑事は蔵人頭以下が処理したが,蔵人(頭)の補任,昇殿定,蔵人所発給文書への加署などは別当が行い,殿上,蔵人所の統轄・監督に当たった。… ※「蔵人所別当」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by