…江戸時代,将軍あるいは大名より,某村何百石といった形で一定の土地・百姓を禄として受け取ること,またそれを支配すること。これに対し,所付けがなく高のみの知行を蔵米知行(俸禄制)といい,これは与えられた知行高に対して一定率(多くの場合,高の40%前後)の米を幕府あるいは藩の蔵から受け取った。江戸時代初期の大名家臣の多くは,知行を地方であてがわれるのが通例であったが,17世紀を通じて多くの諸藩は,地方知行を廃し蔵米知行へと知行制を変更していった。…
… 大名の領地を支配関係によって大別すると,大名が直接支配し年貢を収納する蔵入地(くらいりち)と,家臣に宛て行う給地(家臣知行分)とに分けられる。そして後者すなわち家臣が給地を支配する形態には,地方(じかた)知行と蔵米(くらまい)知行とがあった。地方知行とは,家臣が直接給地を支配して年貢を収納する形態であり,戦国期の小領主の知行形態にならったものではあるが,江戸時代には大名領主権が強大となって裁判権などは吸収され,実質的には制限付きの年貢収納権だけが残されていた。…
…江戸時代,旗本・御家人の俸禄米を金で支給する際の公定換算値段。幕府直臣のうち万石以下のものは,地方知行(じかたちぎよう)と蔵米(くらまい)知行に分けられるが,後者は蔵奉行から俸禄米を,春(2月)1/4,夏(5月)1/4,冬(10月)1/2と3期に分けて支給された。全部を現米で支給することもあるが,通常は一部を金に代えて支給した。…
※「蔵米知行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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