蔵預(読み)くらあずかり

精選版 日本国語大辞典 「蔵預」の意味・読み・例文・類語

くら‐あずかり ‥あづかり【蔵預】

〘名〙
① 蔵をあずかって守る人。くらばん。
平家(13C前)一「出家の後も院の御倉あづかりにてぞありける」
中世、高利貸業者のこと。土倉業者。
※内閣文庫本建武式目追加‐永享五年(1433)一〇月三日「一、諸土倉盗人事。取置質物之上者、自今以後、為倉預弁

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