蔵預(読み)くらあずかり

精選版 日本国語大辞典 「蔵預」の意味・読み・例文・類語

くら‐あずかり‥あづかり【蔵預】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 蔵をあずかって守る人。くらばん。
    1. [初出の実例]「出家の後も院の御倉あづかりにてぞありける」(出典:平家物語(13C前)一)
  3. 中世、高利貸業者のこと。土倉業者。
    1. [初出の実例]「一、諸土倉盗人事。取置質物之上者、自今以後、為倉預弁」(出典:内閣文庫本建武式目追加‐永享五年(1433)一〇月三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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