蕪崎神社(読み)かぶらさきじんじや

日本歴史地名大系 「蕪崎神社」の解説

蕪崎神社
かぶらさきじんじや

[現在地名]土居町蕪崎 宮西

主祭神大山積大神。旧村社。社伝によると、文武天皇の時代、越智玉澄が越智おち郡大三島から勧請したという。玉澄が鏑矢を立てて霊泉を得たので鏑先かぶらさきといい、これが蕪崎になったとの伝えもある。

天保一三年(一八四二)の「西条誌」に「三島明神社 所祀神 大山積命」とあるのがこの神社で、一柳権之丞の祈願所となり、元禄五年(一六九二)の社領の寄進状があると記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 伊予温故録

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む