薄柳(読み)うすやなぎ

精選版 日本国語大辞典 「薄柳」の意味・読み・例文・類語

うす‐やなぎ【薄柳】

  1. 〘 名詞 〙(かさね)色目の名。表が白、裏が青で、柳重ねと同じだが、表が白みがちのもの。
    1. [初出の実例]「自元三綾衣、但其色浅黄鈍色、或面白裏浅黄又如此、似薄柳薄桜等云々」(出典玉葉和歌集‐安元三年(1177)正月一六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android