薙ぎ立てる(読み)ナギタテル

デジタル大辞泉 「薙ぎ立てる」の意味・読み・例文・類語

なぎ‐た・てる【×薙ぎ立てる】

[動タ下一][文]なぎた・つ[タ下二]勢いよく横に払うように切りまくる。
白刃を抜はなし敵を選まず―・てれば」〈染崎延房・近世紀聞〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「薙ぎ立てる」の意味・読み・例文・類語

なぎ‐た・てる【薙立】

  1. 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]なぎた・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 激しい勢いで横に切り払う。また、続けざまに横に切り払う。
    1. [初出の実例]「只二人責くる敵のまっかう腕骨、胴切縦割り車切なぎ立なぎ立」(出典:浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む