精選版 日本国語大辞典 「薦槌」の意味・読み・例文・類語 こも‐づち【薦槌】 〘 名詞 〙 ( 「こもつち」とも ) こもを編む時、糸に下げる錘(おもり)。土、または木で作った分銅のような形をしたもの。それを交互に送り越して編む。〔俚言集覧(1797頃)〕薦槌〈労動図解〉[初出の実例]「檝取(かとり)のや稲幹(いなから)くくる薦槌(コモヅチ)のい行きかへらひ梅見つわれは」(出典:長塚節歌集(1917)〈長塚節〉明治三五年) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例