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分銅 フンドウ

6件 の用語解説(分銅の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ふん‐どう【分銅】

秤(はかり)で物の重量をはかるとき、重量の標準として用いるおもり。金属製で、円筒状・釣鐘状などに作られている。法馬(ほうま)。ふんどん。
金や銀の塊を分銅形に鋳造したもの。蓄えて不時の用に備えた。
紋所の名。1を図案化したもの。

ふん‐どん【分銅】

ふんどう(分銅)」の音変化。
「次郎さんといふ色男の金持ちが、しっかり―を押せえてゐるを」〈人・契情肝粒志〉

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

分銅【ふんどう】

天秤(てんびん)などで質量を測定するとき標準に用いるおもり。測定に便利なよう特殊なものを除いて1,2,5の10(n/)倍(nは正または負の整数)の質量をもたせる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典 第2版の解説

ふんどう【分銅 weight】

計量器の検査,質量の測定,力などの標準に用い,国際キログラム原器が現示する質量(1kg)に対応する質量がその表面に表記してあるものをいう。使用の便利から特殊なものを除きkgの1,2,5の10n倍(nは整数。nにより表1の補助計量単位を用いる)で,任意の質量が作れる組合せ分銅を組分銅という。分銅は計量法に基づき検査され,基準器検査に合格した基準分銅(精度に応じ1級から3級まであり(1)~(11)の表記がある)には有効期限付きの検査成績書と基準器検査証印が,検定に合格した分銅(1級と2級とがあり(1),(2)の表記がある)には検定証印がつけられ,法定の器差の限界(公差。

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大辞林 第三版の解説

ふんどう【分銅】

竿秤さおばかりや天秤てんびんとともに用いて、物の目方を量る際に標準とする金属製のおもり。法馬ほうま。ふんどん。
家紋の一。を図案化したもの。
昔、金銀のかたまりを、秤のおもりの形に鋳造したもの。不時の用に備えた。
均衡をとったりおもりとしたりするもの。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

分銅
ふんどう
weight

天秤(てんびん)による質量測定の際に質量の基準として用いる錘(おもり)。基準分銅と精密分銅とがあり、前者には一級、二級、三級、後者には一級、二級が設けられている。基準分銅は器差検査用に用いられるもので、一般の秤量(ひょうりょう)に用いられるものは精密分銅である。材質もさまざまで、高級なものは白金‐イリジウム合金あるいは純ニッケル製であるが、普通は黄銅製で、表面にニッケルあるいはクロムなどのめっきが施してある。最近はステンレス製のものが多く用いられている。分銅はかならず付属のピンセットで取り扱い、指を触れたり、落として傷をつけることのないよう注意しなければならない。[成澤芳男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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