菰粽(読み)こもちまき

精選版 日本国語大辞典 「菰粽」の意味・読み・例文・類語

こも‐ちまき【菰粽】

  1. 〘 名詞 〙 真菰(まこも)の葉で包んだちまき。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「蘆の葉やそへてこもよみこも粽〈保俊〉」(出典:俳諧・桜川(1674)夏二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の菰粽の言及

【ちまき(粽)】より

…江戸時代にはいろいろなちまきが作られていた。《本朝食鑑》(1697)には,あめちまきのほかに,こもちまき,ササちまき,朝比奈ちまきの名が見られる。こもちまきは餅をマコモの葉で俵形に包んで煮るもの。…

※「菰粽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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