薫掛(読み)たきかけ

精選版 日本国語大辞典 「薫掛」の意味・読み・例文・類語

たき‐かけ【薫掛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 衣類に香をたきしめること。また、そのかおり。
    1. [初出の実例]「柳がみにたきかけするや沈丁花〈順忠〉」(出典:俳諧・新続犬筑波集(1660)春発句下)
  3. 髪に香をたきしめるために、香炉を入れて枕とする箱。〔随筆・雅遊漫録(1755)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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