薬師丸村(読み)やくしまるむら

日本歴史地名大系 「薬師丸村」の解説

薬師丸村
やくしまるむら

[現在地名]佐賀市金立町きんりゆうまち大字薬師丸

徳永とくなが川(巨勢こせ川)の東にあり、川の西側は東名とうみよう村。北は徳永村、東は白鬚しらひげ川を挟んで九郎名くろうみよう村、南はいち川を挟んで東淵ひがしぶち村に接している。南北に細長い村域をもつ水田地帯。正保絵図に村名がみえる。

文化一四年(一八一七)の郷村帳では薬師丸町と薬師丸村に分けて記載され、薬師丸町には徳永町・新町が、薬師丸村には石土井・牟田口が記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android