薺売(読み)なずなうり

精選版 日本国語大辞典 「薺売」の意味・読み・例文・類語

なずな‐うりなづな‥【薺売】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦正月七日の七種粥に用いる薺をその前日に売り歩く人。《 季語新年
    1. [初出の実例]「をのが賀は銭やたのしき薺売(ナヅナうり)〈孚先〉」(出典:俳諧・俳林一字幽蘭集(1692)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む