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藤原定長 ふじわらのさだなが

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朝日日本歴史人物事典の解説

藤原定長

没年:建久6.11.11(1195.12.14)
生年:久安5(1149)
平安末・鎌倉初期の公卿。藤原光房と藤原為忠の娘の子。受領歴任後,蔵人,検非違使,弁官の三事兼帯。さらに蔵人頭を経て,文治5(1189)年参議に至る。勧修寺流藤原氏の出で,兄の吉田経房,藤原光長と同様に実務にたけ,摂関家家司や院司も務める。兄弟の結束は固かったが,源平内乱期にあってそれぞれの政治的立場は異なり,定長は後白河院の近習であり,また後白河法皇と親密な摂政近衛基通の「方人」とも称され,政所別当となっている。特に文治年間からは後白河法皇への奏聞や院宣を奉じることが多くみられ,経房と共に鎌倉の源頼朝と後白河法皇とのパイプ役となっている。

(奥田環)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典内の藤原定長の言及

【寂蓮】より

…鎌倉初期の歌僧。俗名藤原定長。叔父俊成の養子となり,従五位下中務少輔に昇るが,俊成の実子誕生を機に30歳代で出家し,歌道に精進。…

※「藤原定長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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