デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原為忠」の解説 藤原為忠 ふじわらの-ためただ ?-1136 平安時代後期の官吏,歌人。白河・鳥羽(とば)院の近臣。三河,丹後などの国司となり,ゆたかな財力で院の殿舎を造進した。藤原顕季(あきすえ)の歌合わせなどで活躍し,2度にわたって「為忠家百首」を主催。常磐三寂(ときわのさんじゃく)とよばれた藤原為業(ためなり)(寂念)・為経(ためつね)(寂超)・頼業(よりなり)(寂然)の父。保延(ほうえん)2年40歳余で死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例