デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原師兼」の解説 藤原師兼 ふじわらの-もろかね ?-? 南北朝時代の公卿(くぎょう),歌人。南朝につかえた。天授年間の家集「師兼千首」に「正二位権(ごんの)大納言兼春宮大夫(とうぐうのだいぶ)大学頭(かみ)」とあり,歌は「新葉和歌集」に24首がはいっている。「常楽記」明徳4年(1393)3月12日の他界記事にみえる花山院内大臣(享年45歳)と同一人とみられる。号は花山院。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例