虎を描きて猫に類す(読み)とらをえがきてねこにるいす

ことわざを知る辞典 「虎を描きて猫に類す」の解説

虎を描きて猫に類す

猛虎を絵にかいてみても、その真の姿を表現することはできず、まるで猫のように力のないものになってしまう。力量のないものがすぐれた人のまねをして軽薄になったり、あまりに高遠なものを求めて、まったく不成功に終わることのたとえ。

[解説] 「後漢書―馬援伝」には「謂わゆる虎を画きて成らず、反っていぬに類する者なり」とあります。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む