虎口を逃る(読み)ここうをのがる

精選版 日本国語大辞典 「虎口を逃る」の意味・読み・例文・類語

ここう【虎口】 を=逃(のが)る[=脱(だっ)する]

  1. 危険な場所状態からのがれる。
    1. [初出の実例]「他日には遂に秦の虎口を逃る 暮年には初めて漢の龍顔に謁す〈紀長谷雄〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む