虎斑石(読み)トラフイシ

デジタル大辞泉 「虎斑石」の意味・読み・例文・類語

とらふ‐いし【虎斑石】

虎の毛のような模様のある黄色の石英粗面岩兵庫県豊岡市産の石材。かつては滋賀県高島産のものが、虎斑石すずりとして著名であった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「虎斑石」の意味・読み・例文・類語

とらふ‐いし【虎斑石】

  1. 〘 名詞 〙 虎の体表のようなまだら模様のある石。特に、兵庫県豊岡市に産する石英粗面岩をいう。かつては滋賀県高島産のものが高島虎斑石硯として著名であった。〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android