虚木綿の(読み)ウツユウノ

デジタル大辞泉 「虚木綿の」の意味・読み・例文・類語

うつゆう‐の〔うつゆふ‐〕【虚木綿の】

[枕]「こもり」「真狭まさき」にかかる。
「―こもりてをれば」〈・一八〇九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「虚木綿の」の意味・読み・例文・類語

うつゆう‐のうつゆふ‥【虚木綿の】

  1. 「さき(幸)」あるいは「さ(狭)」および「こもる」にかかる。かかり方未詳。
    1. [初出の実例]「内木綿之(ウツユフノ)真迮(まさき)国といへども、なほ、蜻蛉(あきづ)臀呫(となめ)せる如くにもあるか」(出典日本書紀(720)神武三一年四月(北野本訓))
    2. 「並び居る 家にも見えず 虚木綿乃(うつゆふノ)(こもり)てをれば 見てしかと 悒憤(いぶせ)む時の」(出典:万葉集(8C後)九・一八〇九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む