虫唾(読み)ムシズ

デジタル大辞泉 「虫唾」の意味・読み・例文・類語

むし‐ず〔‐づ〕【虫唾】

胃酸過多のため、胃から口に出てくる不快な酸っぱい液。
[補説]「ず」を「」と考えて、歴史的仮名遣いを「むしず」とする説もある。

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精選版 日本国語大辞典 「虫唾」の意味・読み・例文・類語

むし‐ず‥づ【虫唾】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ず」は「つ(唾)」の濁音化したものか。「ず」を「す(酸)」と考えて歴史的かなづかいを「むしず」とする説もある ) 胃病などで胸がむかむかしたとき、胃から口中に逆流してくる酸敗液。また、その時のような不快な感じ。むなず。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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