蚕齢(読み)サンレイ

デジタル大辞泉 「蚕齢」の意味・読み・例文・類語

さん‐れい【蚕齢】

蚕の発育程度を示す語。卵からかえったものを第一齢、最初脱皮を終わったものを第二齢、以後脱皮するたびに第三齢、第四齢といい、ふつう第五齢で成熟する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蚕齢」の意味・読み・例文・類語

さん‐れい【蚕齢】

  1. 〘 名詞 〙 蚕の発育の度合。蚕が、卵からかえってから第一回の脱皮をするまでを第一齢、第一回の脱皮をしたあとを第二齢と呼び、以後、脱皮するたびに第三齢、第四齢と称し、ふつう、四回の脱皮が行なわれた第五齢で成熟して蛹(さなぎ)となる。また、蚕が食桑を止めて、脱皮をするまでの間を眠(みん)といい、ふつうの蚕は四眠する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android