精選版 日本国語大辞典 「蛙は口から呑まるる」の意味・読み・例文・類語 かえる【蛙】 は=口(くち)から[=口故(くちゆえ)]呑(の)まるる 蛙は鳴くために、居場所がわかって、蛇にのまれる意から、余計なことを言って、わざわいを招くことのたとえ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕[初出の実例]「なま中、言(いは)ずともよいことを放言(しゃべり)過し〈略〉、ほんの蛙(カイル)はくちからと」(出典:洒落本・素見数子(1802)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例