蛙は口から呑まるる(読み)かえるはくちからのまるる

精選版 日本国語大辞典 「蛙は口から呑まるる」の意味・読み・例文・類語

かえる【蛙】 は=口(くち)から[=口故(くちゆえ)]呑(の)まるる

  1. 蛙は鳴くために、居場所がわかって、蛇にのまれる意から、余計なことを言って、わざわいを招くことのたとえ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. [初出の実例]「なま中、言(いは)ずともよいことを放言(しゃべり)過し〈略〉、ほんの蛙(カイル)くちからと」(出典:洒落本・素見数子(1802)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む