蛭に塩(読み)ヒルニシオ

デジタル大辞泉 「蛭に塩」の意味・読み・例文・類語

ひるしお

ヒルは塩をかけると縮むところから》恐ろしいものや苦手のものに出あって恐れ入り縮み上がるさまのたとえ。青菜に塩。なめくじに塩。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蛭に塩」の意味・読み・例文・類語

ひる【蛭】 に 塩(しお)

  1. ( 蛭は塩に弱いことからいう ) 恐ろしい人や苦手の人の前に出て、恐れ入っているさまのたとえ。弱りこんで足腰もたたないさまのたとえ。
    1. [初出の実例]「花の露も日影うつればひるに塩日るはしほしほとなれる槿」(出典:狂歌・雄長老狂歌集(1589))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android