蛸引(読み)たこひき

精選版 日本国語大辞典 「蛸引」の意味・読み・例文・類語

たこ‐ひき【蛸引】

〘名〙 蛸搗(たこつき)の綱を引く作業。また、それをする人。
※あの道この道(1928)〈十一谷義三郎〉一「女房は、〈略〉土方の蛸引(タコヒキ)に通ってる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の蛸引の言及

【包丁(庖丁)】より

…薄刃包丁は菜切包丁ともいい,刃が広く薄く,先のとがっていないもので,おもに野菜を切るのに用いる。刺身包丁は薄刃,細身のもので,先のとがったものととがっていないものとがあり,前者を柳刃,後者を蛸引(たこひき)と呼ぶ。洋風のものには,牛刀(ぎゆうとう)とも呼ぶ肉切包丁や,野菜の皮むきなどに用いるペティナイフがあり,パンやチーズを切る専用のものもある。…

※「蛸引」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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