蜜酒(読み)みつしゆ

普及版 字通 「蜜酒」の読み・字形・画数・意味

【蜜酒】みつしゆ

蜂蜜で作った酒。宋・軾〔蜜酒の歌〕詩 君見ずや、南園、蜂、雨に似たるを 天、酒を(つく)らしめて、先生はしむ

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の蜜酒の言及

【蜂蜜酒】より

…はちみつの糖分は大部分がブドウ糖と果糖で,水で薄めれば酵母が生えて発酵し,容易に酒となるので,はちみつ酒は古くからつくられていた。中国では蜜酒と呼び,北宋の詩人蘇軾(そしよく)(1036‐1101)はみつで酒をつくり,蜜酒歌をつくった(《墨荘漫録》)という。現在イギリスやポーランドでは,本来のミードではないが,その系譜をつぐミードワインやミードリキュールがつくられている。…

【ミツバチ(蜜蜂)】より

…膜翅目ハナバチ上科ミツバチ科ミツバチ属Apisに属する昆虫の総称(イラスト)。日本には,ニホンミツバチA.ceranaとセイヨウミツバチA.melliferaの2種類が産する。セイヨウミツバチは,体長が女王バチ20mm,働きバチ14mm。赤褐色で腹部に褐色の横縞がある。ニホンミツバチは少し小さめで,体色も全般にセイヨウミツバチより黒い。いずれも女王バチを中心とした大家族の集団で生活し,セイヨウミツバチでは,その1巣当り,ときに5~6万匹に達する。…

※「蜜酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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