蜷川保(読み)になかわほ

日本歴史地名大系 「蜷川保」の解説

蜷川保
になかわほ

一五世紀末のものと思われる北野社社領目録写(北野神社文書)に「佐渡国蜷川保」がみえる。明徳元年(一三九〇)八月三日の本間直泰寄進状(国分寺文書)で権少僧都御坊に寄進されている「波多郷河」と同一地と思われるが、「河崎村史料編年志」は皆川みながわ比定している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android