精選版 日本国語大辞典 「蜻蛉返」の意味・読み・例文・類語
とんぼう‐がえりとんばうがへり【蜻蛉返】
- 〘 名詞 〙 ( 「とんぼうかえり」とも )
- ① =とんぼがえり(蜻蛉返)①
- [初出の実例]「立春やとんばうがへり秋津国〈正平〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)
- ② =とんぼがえり(蜻蛉返)②
- ③ =とんぼがえり(蜻蛉返)③
- [初出の実例]「くもで・かくなは・十文字、とんばうかへり、水車、八方すかさずきったりけり」(出典:平家物語(13C前)四)
- ④ =とんぼがえり(蜻蛉返)④
- [初出の実例]「宙返り事・とんぼうがへりの類は、軽業仕のまねにて嫌ひ」(出典:役者論語(1776)続耳塵集)