精選版 日本国語大辞典 「蝋画」の意味・読み・例文・類語 ろう‐がラフグヮ【蝋画】 〘 名詞 〙① 蝋を混ぜた固形顔料を熱で溶かして用いる絵画技法。古代エジプト、ギリシアで行なわれた。エンカウスティク。[初出の実例]「古器〈略〉蝋画石槨前世界化石恠獣骨の類を集め以て攷古に備ふる所是を『ミゼー』と名け」(出典:匏菴十種(1869)〈栗本鋤雲〉暁窓追録)② 油彩画のこと。[初出の実例]「蝋画パウリユスと云ふ半身の異人の像なり」(出典:江漢西遊日記(1815)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例