螺尻笠(読み)ばいじりがさ

精選版 日本国語大辞典 「螺尻笠」の意味・読み・例文・類語

ばいじり‐がさ【螺尻笠・貝尻笠】

  1. 〘 名詞 〙 釣りなどでかぶる竹の皮で作る笠。釣り竿が笠の縁に触れないように、上部をつぼめて作ってあり、貝(ばい)貝殻を逆さまにした形に似るところからいう。弘慶子ばいじり。〔随筆・嬉遊笑覧(1830)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む