デジタル大辞泉
「蟻の熊野参り」の意味・読み・例文・類語
蟻の熊野参り
多くの人がぞろぞろ列を作って行くことを、参詣人を引き合いに出したたとえ。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あり【蟻】 の =熊野参(くまのまい)り[=伊勢参(いせまい)り・百度参(ひゃくどまい)り]
- 蟻が列をなして続くのを熊野参りなどの人の列にたとえたもの。転じて、大人数がぞろぞろと進むことにいう。ありの堂参り。ありの物参り。
- [初出の実例]「雁之飛二於長空一如二蟻熊野詣(マイリ)一」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)一五)
- 「番士五六十人づつ、入替入替、夜番廻番、蟻之熊野参りする如く、隙透間もなく見えにけり」(出典:太閤記(1625)二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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