蟻の街(読み)ありのまち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「蟻の街」の意味・わかりやすい解説

蟻の街
ありのまち

第二次世界大戦による戦災や引揚げで家を失った人たちが、松居桃楼(とうる)、小沢求らの指導で廃品回収をしながら始めた生活共同体「蟻の会」の居住地。最初は東京都隅田(すみだ)公園内だったが、現在地は江東区汐見(しおみ)(8号埋立地。1959年移転)。隅田公園時代、ゼノ・ゼブロフスキ修士(1892?―1982。ポーランド人)の協力や、学者の家を出て会に加わった北原怜子(さとこ)(1929―1958)が「蟻の街のマリア」とよばれて知られた。北原についてはカトリック教会の、福者として崇敬される列福調査が進んでいる。

[森脇逸男]

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