デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松居桃楼」の解説 松居桃楼 まつい-とうる 1910-1994 昭和-平成時代の随筆家。明治43年3月30日生まれ。松居松翁の3男。昭和17年台湾演劇協会にはいり,文芸部長となる。戦後,東京隅田公園の「蟻の街」で小沢求と知りあい,「蟻の街の奇蹟」「蟻の街のマリア」などを発表。北原怜子(さとこ)とともにこの街をささえた。平成6年9月25日死去。84歳。東京出身。早大中退。本名は桃多楼(ももたろう)。著作に「市川左団次」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例