蠖蟄(読み)かくちつ

精選版 日本国語大辞典 「蠖蟄」の意味・読み・例文・類語

かく‐ちつクヮク‥【蠖蟄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「蠖」はシャクトリムシ、「蟄」は虫が土中にとじこもる意 ) 世に現われないで、じっと潜み隠れること。
    1. [初出の実例]「彼等は蠖蟄(カクチツ)の苦を甘んずるにあらざれば」(出典:徳川氏時代の平民的理想(1892)〈北村透谷〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む