血寄(読み)ちよせ

精選版 日本国語大辞典 「血寄」の意味・読み・例文・類語

ち‐よせ【血寄】

  1. 〘 名詞 〙 真実の肉親であることを確かめるために、互い血液をまぜ合わせてみること。
    1. [初出の実例]「『その夜に附けたこの血汐に、最前思はず過まちの、わたしが血汐と一つに寄ったは』『ドレ。…兵太夫様の胤を現はす、姉妹の血寄(チヨ)せ』」(出典:歌舞伎・謎帯一寸徳兵衛(1811)大切)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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