血寄(読み)ちよせ

精選版 日本国語大辞典 「血寄」の意味・読み・例文・類語

ち‐よせ【血寄】

〘名〙 真実の肉親であることを確かめるために、互い血液をまぜ合わせてみること。
※歌舞伎・謎帯一寸徳兵衛(1811)大切「『その夜に附けたこの血汐に、最前思はず過まちの、わたしが血汐と一つに寄ったは』『ドレ。…兵太夫様の胤を現はす、姉妹の血寄(チヨ)せ』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android