血液疾患と腎障害

内科学 第10版 「血液疾患と腎障害」の解説

血液疾患と腎障害(全身疾患と腎障害)

 血液疾患に合併する腎障害では,多発性骨髄腫に伴う骨髄腫腎や腎アミロイドーシスが有名であるが,その他の血液疾患でも多彩な腎病変を合併する.腫瘍細胞による腎実質や下部尿路への浸潤,腫瘍の進展によるDIC,腫瘍崩壊による高尿酸血症,化学療法による薬物性腎障害などがある.一方,腫瘍に伴う糸球体病変も報告され,腫瘍細胞が産生するホルモン,サイトカイン,腫瘍抗原に対する抗体過剰産生などによるparaneoplastic glomerulopathyという概念でとらえられている.[前嶋明人・野島美久]

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

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