血走(読み)ちばしる

精選版 日本国語大辞典 「血走」の意味・読み・例文・類語

ち‐ばし・る【血走】

〘自ラ五(四)〙
血管が浮き出たり、傷あとが赤くひろがったりする。
浄瑠璃烏帽子折(1690頃)一「腕骨膝骨腰の骨、つがひつがひは唐(から)紅ちばしって」
② 特に、眼球が充血する。多く、興奮したときなどの目の形容として用いる。
※浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)職人尽し「眼の内は八角の池の氷に紅葉ばの、ちりちり血筋血ばしって」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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