デジタル大辞泉
「八角」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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はっ‐かく【八角】
- 〘 名詞 〙
- ① 八つの角。また、八つの角のある形。八角形。
- [初出の実例]「八角天蓋内外有二四幡一」(出典:参天台五台山記(1072‐73)二)
- 「樫の棒の八角に削たるが」(出典:太平記(14C後)一七)
- [その他の文献]〔宋史‐礼志〕
- ② 紋所の名。白ぬきの線で八角形をかたどったもの。
- ③ トウシキミの実。中国料理で香辛料にする。
- ④ カサゴ目の海魚トクビレの別名。体の断面が八角形に近いのでこの称がある。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の八角の言及
【シキミ(樒)】より
…山取りしたものが仏事用に売られているため,最近になって絶滅した産地が多い。トウシキミI.verum Hook.f.(八角茴香(ういきよう)または大茴香)の果実は香辛料として有名で,欧米ではスター・アニスstar‐aniseとして珍重されたが,よく似ているシキミとしばしば混同された。シキミは全木有毒で,果実はとくに毒性が強く,甘いが食べると死亡することすらある。…
【中国料理】より
…白は米醋でふつうの酢。燻醋(黒醋)はいぶしたこうじでつくり山椒,八角などを加えた味付酢で,色,味とも濃厚である。鎮江醋が有名。…
※「八角」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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