行摩の宿世(読み)ゆきずりのすくせ

精選版 日本国語大辞典 「行摩の宿世」の意味・読み・例文・類語

ゆきずり【行摩】 の 宿世(すくせ)

  1. 道を行く時すれ違うのも前世からの因縁であるということ。袖振り合うも他生の縁。
    1. [初出の実例]「ある人々の程にてだに、いとかく淡々しう、飛び交う鳥虫などのやうに、行ずりのすくせ、あるやうやはある」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android