精選版 日本国語大辞典 「行摩の宿世」の意味・読み・例文・類語 ゆきずり【行摩】 の 宿世(すくせ) 道を行く時すれ違うのも前世からの因縁であるということ。袖振り合うも他生の縁。[初出の実例]「ある人々の程にてだに、いとかく淡々しう、飛び交う鳥虫などのやうに、行ずりのすくせ、あるやうやはある」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例